命の証明(2024年2月〜)
体全体が大体仕上がったので最後のパーツ、腕を溶接しました。 グラインダーがけ、やすりがけまで。 やっぱり作品として必要なものが全部で揃うと違うなって思います。 そう考えるとミロのヴィーナスとか古代の彫刻は今となっては腕がない状態だからこそ美し…
上から順に形を完成させていきます。 エアーツールで♯120、♯240で大体形を整えた後、手作業で♯240をかけていきました。240はまだ傷ができるくらいの感じですが、パティナ(化学反応での調色)を施す場合十分だと思います。 ツールを使っての表面…
両腕とも大体の仕上げが終わりました。 仕事は体の仕上げに移ります。 最終的には膝くらいの高さが目線になるような高さに設置します。
指はこのようにベルトサンダーのやすりを補足カットして左右に引き合って仕上げました。 片手が仕上がりました。
腕、手は持ちやすいように手首を溶接してから仕上げていきます。 溶接する面積の小さいところは簡単ですね。 グラインダーで荒削りします。 サンドペーパーでどんどん仕上げていきます。
足裏のパイプの余計な部分をカットして形を修正します。 隙間を溶接で埋めて削っていきました。 足裏は今後修正が難しい場所になるので先にほとんど完成させておきます。 前回の作品同様作品が回転してしまうのを防ぐために切り込みを入れて軸に出っ張りをつ…
脚の中の構造を作っていきます。ここは一番難しいところ。ミスると全体が台無しになってしまいます。まずブロンズのパイプを足裏から入るサイズに外側を削ります。 このパイプが軸にすっぽり入る形。 足裏の穴を調整。 削った側がギリギリ入ればいいです。ど…
胸部は背中側も手が入りました。 酸洗した後に頭部と胸部を溶接します。 強度をしっかり高めたかったので電圧を高めにして深く溶かし込んで溶接しました。 結構いい感じにくっつけられて満足。頭部が胸部と繋がるだけでテンションが上がりますね。 次回は膝…
頭部は大まかに仕上げが終わりました。 胸部も大まかに仕上げたら頭部を溶接します。
修正の第一段階が終わりました。髪の毛もある程度直しています。顔は400万までのサンドペーパーをかけました。 一度塩酸で酸洗して鋳肌が残っている部分も含めて表面を整えました。塩酸は強いので、次回は硫酸を使ってみたいと思います。硫酸は銅に痛みが少…
作品を組み上げていくために仮の台座が必要なので作りました。前作で使ったものを切り取って棒を中心に付け直します。 地面に対して垂直であることが一番重要です。これが全ての基準になります。 作品の釘穴を溶接で埋めました。 その後頭部の修正を開始しま…
頭部、胸部の中子も薬剤でボロボロになったので高圧洗浄機で洗い流しました。今回の作品はかなり薄くつくりました。前作の反省ですね。前作は厚くつくりすぎて重さがやばいことに。ただし頭部は髪の毛の先など空洞にできなかった部分が多く、パーツは小さい…
湯道をカットして外しました。 その後湯道カットの跡をグラインダーでならしました。 高圧洗浄機で中子を洗い流します。 胸部の中子は何故か硬かったです。石膏が濃かったのかな。頭部は高圧洗浄機が端々まで当たらなかったので、この二つのパーツは薬剤で石…
高圧洗浄機で洗い流しました。 頭部のパーツは型材を流し込む時、ガス抜きの管が一つ取れてしまったので髪の毛の先端が一箇所流れ切らないだろうと思ってましたが大丈夫でした。保険的なやつでしたね。
手のやり直しの型が焼成まで終わって時間もあるので鋳込みをします。 今回は少量なので小型炉で。坩堝を挟んで直接流し込みます。 もうちょっと炉のサイズを小さくしたら融解がもっと早く出来そうだなと思いました。 いよいよです。頼む!これが最後の鋳造で…
今日で手の型を焼成までやり切ります。朝から制作開始。型からワックス原型を外して組み立て修正を終えたのが昼の12時でした。 今回は指を下にして指に湯道を取り付けて、最初に指に流れるようにしました。これならいけるでしょう。前回手首を下にしたのは中…
作り直した新しい大きな炉でこの作品最後の鋳造を行います。 溶けて下のレンガとはりつかないようにアルミナを敷いておきました。 炉も坩堝も大きいのでしっかり融解できるか心配でしたが問題なくできました。 バーナーの火口はもっと大きいものも持っている…
今日は朝6時から鋳込み作業をしました。 寒いですが点火してからはむしろ熱いです。 溶け始める直前に型を炉の脇に運んで石膏で補強しておきます。 錫を少し追加で投入します。無くても良いのですが流動性が良くなるので。 錫はすごく高くて、ブロンズが1…
先日鋳造した型を崩して作品を取り出しました。 割と上手くいった感触があるのであまり不安はなかったです。 まず石膏の補強を取り外すところから。最終的に型材は再利用するために集めて保存するのでなるべく余計なものが混ざらないようにします。 崩します…
午後から雪が降る予報でしたが朝早くから始めれば昼には終われると思ったので鋳造1回目を行いました。今回の作品であと3回鋳造をしたら坩堝のサイズを大きくするので炉も作り直します。 何度も使ってレンガが縮んできて微妙に隙間ができてきたりしているの…
型を窯で焼成し、ワックスを溶かして流し出し、同時に型の水分を完全に飛ばします。 灯油窯の種火が付いたのを確認したら扉を閉じます。 夕方から開始して、 翌日昼前くらいに620度くらいまで上げました。このくらいの温度を夜まで引っ張ります。 鋳造す…
鋳造型を窯場まで移動しました。一部窯詰めしてみましたが、今回も3回に分けて鋳造をする必要があります。
今日は午前中に時間が取れたので残った型を一気に完成させました。 これで完成。 バケツにアンツーカー(レンガ粉)と古型材(使い終わった型を粉にしたもの)と石膏を2対2対1の比率でぶち込んで、今回は流し込みなのでと水多めに投入。あとは攪拌機でよー…
頭部の原型だけ鋳造型に埋没させました。 トタン板で囲って中に金網を入れます。 そこに型材を投入。概ねうまくいったのですが、向かって右側の下の方(?)のガス抜きの管が1本、流し込む時に触れてしまって取れてしまい、すでに沈んでしまったので仕方な…
1日使って湯道が全部取り付け終わりました。 手の湯道。いつもは軽い型は脱ロウ時にひっくり返して窯詰してたのですが、労力は変わらないので管をつけてこのままの置き方でロウを抜くことにしました。今まで成功していましたが、できるだけそっと扱ったほう…
湯道用のワックスなどが足りなかったので作りました。 湯道のワックスの型は木の丸棒を並べて作りました。シリコンは耐熱性です。 今回必要なものに加えて結構多めにつくっておきます。
ワックス原型が完成したので湯道(ブロンズを流す道)をつけていきます。 手前に伸びている白い棒ワックスは、脱ロウ時(鋳造前に型を窯で焼いて水分を消しとばす)、溶けたロウを型の外に排出するための道になります。 縦の白い棒ワックスは湯道です。ここ…
頭部の修正作業が終わってワックス原型は全て完成しました。 全てのワックス原型を台に設置して、この後は鋳造型制作に入ります。 これらにブロンズを流すための管(湯道)などを取り付けて鋳造型の完成になります。
脚のワックス原型が終了しました。 削ってたら一部黒いワックスがなくなってしまいました。でも多分厚み的に問題はないと思います。 頭部の修正開始です。これで最後です。 目は空洞にするのですが、小さいのでブロンズにしてから削って作るのは難しそうです…
ワックス原型の仕上げの続きです。 今日は上体と腿の仕上げをしました。