小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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水中花(2019 8月〜)

完成写真

台座の制作

台座は杉の角材をくっつけてつくりました。バーナーで焼いて表面の炭を高圧洗浄機で洗い流し、洗剤でさらに洗い流して黒の油絵の具を混ぜた黒のオイルステインを塗ります。

緑青の完成

背中側が残っていたのでそこをやって終わりです。 次回は台座をつくって、完成写真を撮ります。

緑青 正面終わり。

体は細かい所が無いので早かったです。

後頭部の緑青

今日は後頭部を進めました。この面積で2時間かかりました。とは言え塩化アンモニウムを使って天日の下で何度も何度も塗り重ねる方法に比べたら圧倒的に早いです。最終的に少しワックスをつけた布で擦ってやや艶を出します。

パティナ

今回も硝酸銅と酢酸銅の混合水溶液を使って仕上げていきます。バーナーで作品を炙ってジュッって感じに何度も塗り重ねます。順に緑青を広げます。

形の修正の完了

今日修正が終わりました。主には肌の部分の張りを作ったぐらいです。削るとギンギンに光るので一度少し薄めた塩酸で酸洗いし、全体に均質に落ち着かせ、その後ウェットブラストで整えます。この後パティナ(薬品の化学反応で緑青を発生させる)を施して完成…

鋳造からパーツ溶接まで

昨日胴体を鋳造しました。 3つの湯口全部満たせたので上手く流せた確信がありました。 残湯や酸化したカスは出来るだけ取り除きます。鋳鉄のスキレットに流して保存し、次回再融解。 型を崩していきます。 ちょっと形が出てきた。 高圧洗浄機で洗い流します…

酸洗い、ウェットブラスト

鋳造後の作品の黒皮を塩酸で剥がしてウェットブラスト(高圧洗浄機の先端パーツを替えて、砂を吸い上げて高圧の水と砂できれいにしていく)をかけました。 次回から仕上げ作業。体は現在窯の中で脱ロウ中。

中子取り出し

溶解液を満たして1週間。中の石膏はもろくなっていたので高圧洗浄機で崩しながら出しました。 次回は形の修正、仕上げです。

湯道の切り離し、型持ちの溶接穴埋め

湯道を切り離しました。 型持ちの釘を抜いた後の穴は溶接で埋めました。中子は石膏溶解液で崩壊させるので、穴が空いていると流し込めないのです。 首、手首から石膏溶解液を満たし、2日ほど放置です。頭部は中子の量が多いので溶解液を吸っては継ぎ足しの…

型崩し

鋳造後、型を崩してみました。 崩した型材は次回また再利用します。 高圧洗浄機で洗い流す。マチエールまできれいに流し込めていました。これまで沢山改良を重ねてきてようやく安定して鋳造できるレベルに達する事が出来ました。鋳造はしっかり習った事は無…

鋳込み

全部は窯に入らなかったので、今回は頭部と手、あと、窯の余った隙間に前回の大きな作品の手を入れて焼成し、今日鋳造しました。 炉は最初炉内の水分が水蒸気になってモクモク出てきます。 地金が溶けたら必要な温度になるまで待って、りん銅を加えて撹拌し…

胴体外型の塗り込みおわり

胴体も型が完成しました。頭部と手は先に窯で乾燥を始めています。

胴体の湯道

胴体に湯道と上がりをつけ終わりました。胴体はシンプルなので簡単。ただ、鋳込みは一人でやるので流した湯が冷えて固まる前に何度もるつぼから掬い出して流し込む事になります。なのでもし途中で固まってもすぐ上から次のが流れて行くように縦の間隔は短め…

外型の流し込み

手と頭部に湯道がつけ終わり、今日はそれを型に埋没させました。トタンで囲い、その内側に網を1周させます。 ここに型材を流し込んでいきます。 手と頭部は入り組んでいるため、自分で盛り上げていくより流し込んだ方が上手く型が取れると判断しました。古…

手の湯道取り付け

ワックス原型を耐火石膏の塊に乗せてくっつけました。このまま湯道をつける作業をして、台ごと型にしてしまいます。要するにこの台になってる部分が鋳造時に底になるところです。頭部は湯が流れやすいように横向き(縦長になるように)に向きを変えて設置さ…

ワックス原型完成

ワックスを塗込んだ型に中子を流し込んで、型を割り出しました。石膏型で型取りするとパキッと正確な形が出てきていい感じでした。シリコン型の場合は複製出来るし、ワックス原型を取り出しやすいなどメリットも大きいですが、微妙に形が痩せる感じがして気…

中子の充填

塗り込んだワックスの内側に鋳造用石膏を充填しました。以前は面倒くさがって鋳造用石膏を買っていましたが、べらぼうに高いので粉砕機を使って使い終わった鋳造石膏を粉に戻し、アンツーカーと混ぜてリサイクルするようにしました。それによって圧倒的にコ…

ワックス塗り込み

石膏型にワックスを塗り込んでいきます。ワックス原型になった時に形が見やすいように1層目は黒い顔料を混ぜます。細部のマチエールまでしっかり写したいので温度は高め。1層目の温度が低いと塗り重ねた所に重なりの境目が出来てしまいます。石膏型にワッ…

型取り。

今回はワックス原型に起こすための型はシリコン型ではなく、石膏割り出し型にしました。厚みは極力薄くして、壊れやすくします。シリコン取りに費やす時間とコストの削減です。そのかわり完全に一点物になります。 指は1本1本別で型取りします。 本体の型…

原型の完成

最終調整が終わって粘土原型は完成です。次回から型取りしていきます。

原型は大体完成。

この後微調整を加えて原型の完成とします。その後型取り作業です。

体の形

体を進めました。色々試した結果、エスキースのような崩しは入れず、シンプルな感じにすることにしました。 ところどころ角をつくってカッチリさせながらハリの印象を高めようと思います。

手を形に。

今日は手を具体的にしました。

髪の毛の流れをつくる

荒付けした髪の毛の形を具体的に形にしました。どの角度からどこを見ても曲線になるようになっています。

全体像の方向性

手を付けて体をひっかいてみました。この作品が最終的にどんな感じになっていくのか。大体のイメージは示せたと思います。

大きくバランス修正。

体を伸ばしました。デッサンよりも少し短めにしようと思って始めましたが、体のスッとした印象が無いと顔と髪の毛の印象が強すぎて良くなかったので修正しました。 心棒の関係上、顔を上げるのは難しかったので腰を伸ばすことに。一旦フォークリフトで作品を…

土の荒付けと顔の印象

土を付け始めました。 顔を具体的にしてみました。

新しい制作

大きな作品をつくる前に中サイズの作品を制作します。