小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高圧洗浄機

最初使ってたのはケルヒャーなのですが、2代目は値段が安かったのと、ウェットブラスト(サンドブラスト)も使えるということでアイリスオーヤマのものを使っていました。 こちらが壊れてしまい、新たに購入したのはまたアイリスオーヤマのハイパワーモデル…

型材の洗い流しと笄(型持ちの釘)抜き

高圧洗浄機で洗い流しました。 頭部のパーツは型材を流し込む時、ガス抜きの管が一つ取れてしまったので髪の毛の先端が一箇所流れ切らないだろうと思ってましたが大丈夫でした。保険的なやつでしたね。

手の鋳造やり直し

手のやり直しの型が焼成まで終わって時間もあるので鋳込みをします。 今回は少量なので小型炉で。坩堝を挟んで直接流し込みます。 もうちょっと炉のサイズを小さくしたら融解がもっと早く出来そうだなと思いました。 いよいよです。頼む!これが最後の鋳造で…

超ロングドリル

木彫で内ぐりをしていく時に長くて太いドリルが必要になります。 特別サイズの長いものはやはり値段も高いので自作しました。 ベースとしたのは少し長めのドリル。それにちょうどいいサイズの鉄パイプを溶接してつなげます。こうして作れば基本いくらでも長…

ワックス原型修正の続き

ワックス原型の修正の続きをしました。 削ることで黒い一層目のワックスがはげて白いワックスが出てきたところを油性マジックで塗って形を見やすくしながら進めました。 顔と首、前髪の片側が終わりました。 制作時間計57時間。

手の型作り直し

今日で手の型を焼成までやり切ります。朝から制作開始。型からワックス原型を外して組み立て修正を終えたのが昼の12時でした。 今回は指を下にして指に湯道を取り付けて、最初に指に流れるようにしました。これならいけるでしょう。前回手首を下にしたのは中…

最後の鋳造

作り直した新しい大きな炉でこの作品最後の鋳造を行います。 溶けて下のレンガとはりつかないようにアルミナを敷いておきました。 炉も坩堝も大きいのでしっかり融解できるか心配でしたが問題なくできました。 バーナーの火口はもっと大きいものも持っている…

過去作品の振り返り8 木彫作品5 マケット

木に入る前に今回もマケットを制作します。 ↓焼成準備のためすでに腕を切り離した状態。 中の粘土を掻き出して乾燥させます。 完全に乾燥したら窯詰めして800度で焼成します。 組み立て。 一番重要なのは地面に対して直角に、さらに2本の軸を平行に本体…

過去作品の振り返り8 木彫作品5 ドローイング

「眠り」をテーマにした前作に続いて今回は「目覚め」をテーマにした作品を制作します。3連作の2作目です。 まずはドローイングをしながらイメージを固めていくところから開始しましたが、すでにずっと頭にあって形にしてこなかったものがあって、今回はそ…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 完成写真

眠りに落ちる者の瞳 H180×W80×100cm 楠 3連作の最初の作品です。 自分にとって最も最適な作品のあり方というのは「形が優れている」でもなく「コンセプトが斬新」でもなく、その時の自分の感覚の中心に少しでも近付き共鳴することであり、言い換えるなら自…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 彩色

形が完成し、彩色に移ります。 こんな感じにまずは真っ黒く塗ってしまいました。 その後適切な色を塗り重ねて表現に深みを出していきます。 衣服は真っ黒なので最初から完全な黒でOKです。 木彫を始める前、テラコッタでは基本粘土の種類を変えて規模の大き…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 仕上げの彫り込み終了

全ての形のベースが準備できたので仕上げ彫りを行いました。前作の少女の像では最後にペーパーがけをして形が緩くなり、失敗をしたので今回はそれはせず、できるだけ形を刻んで引き締めていくように仕上げていきました。 ところどころ白っぽく見えるのはエポ…

溶鉱炉の作り替え

もう1回鋳造したら作り替え。と思っていましたが、昨日鋳造した炉が冷めたので坩堝を引っ張り出したら耐火煉瓦が溶けてくっついていて、強引に引き出すしかなかったので炉全体が歪んでしまいました。 これは簡単には直せない。もう1回の鋳造を残して先に炉…

溶鉱炉

コークス炉に限界を感じ、少し現代的な炉を作ることにしました。 灯油を燃料としたメカニカルガンバーナーというものを使った溶鉱炉を作ります。 バーナーは特注で作ってもらいました。 炉の仕組みは、下から火を入れて、坩堝の周りを回転しながら上に上がっ…

坩堝バサミ、柄杓の製作

溶解したブロンズの入った坩堝を掴んで肩に流し込むための坩堝バサミを作ります。こういうのは売ってないので自分で作る必要があります。 丸棒、曲げたフラットバーなどを組み合わせ、溶接します。 右は二人用。左は一人用の鋏です。 コークス炉の終盤は大き…

コークス炉

ブロンズでの制作を始めた最初期はコークスを使ってブロンズを溶かしていました。 単管でベースを組んで、この上に耐火レンガを積んでいきます。 下からブロアーで空気を送り込む管も見えますね。 この時は全然知識がなかったのでレンガはsk32という耐火どの…

2回目の鋳造

今日は朝6時から鋳込み作業をしました。 寒いですが点火してからはむしろ熱いです。 溶け始める直前に型を炉の脇に運んで石膏で補強しておきます。 錫を少し追加で投入します。無くても良いのですが流動性が良くなるので。 錫はすごく高くて、ブロンズが1…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 背中の内ぐりの蓋閉じ

※体の内ぐりの時に蓋を閉じるところまでをまとめてしまいましたが、蓋を閉じたのはこのタイミングでした。書き直します。 →内ぐりしたまましばらく放置したのは少しでも木の水分を抜きたかったということですね。 内ぐりの枠の形に合わせた材をはめ込みます…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 コートの裾

まだ形になっていない最後の部分。コートの裾を寄木して彫り込んでいきます。 塊をダボを入れてボンドで接着します。 機械も使いつつ彫り込んでいきました。 反対側の裾。 回転工具も使いつつ、 この頃から本格的に空圧鑿を使い始めました。(ちょこちょこと…

空圧鑿

木彫での荒彫り、中彫りで自動で彫っていけるエアーツールを使っています。 チッパーと言われるエアーツールを使うのですが、元々この工具は石を削ったりハツリに使うものです。が、石が彫れるなら木もいけるだろうと思って試すことにしました。 ↓上のチッパ…

一回目の鋳造型割り出し

先日鋳造した型を崩して作品を取り出しました。 割と上手くいった感触があるのであまり不安はなかったです。 まず石膏の補強を取り外すところから。最終的に型材は再利用するために集めて保存するのでなるべく余計なものが混ざらないようにします。 崩します…

過去作品の振り返り7 木彫作品4 脚の彫り込み

上半身の形がだいたい決まって内ぐりまで済んだのでいよいよ脚の彫り込みに入ります。腕の形に関してはぶっちゃけバランスや動きでミスしても切り落としてやり直しもできなくはないですが、脚に関しては台座に唯一くっついている部分であり、全体を支える部…

鋳造1回目

午後から雪が降る予報でしたが朝早くから始めれば昼には終われると思ったので鋳造1回目を行いました。今回の作品であと3回鋳造をしたら坩堝のサイズを大きくするので炉も作り直します。 何度も使ってレンガが縮んできて微妙に隙間ができてきたりしているの…

ワックス原型の修正続き

顔の修正をしました。もう少し詰めて髪に移ります。 制作時間計54時間

過去作品の振り返り7 木彫作品4 体の内ぐり

上半身の形が大体決まってきたところで胴体の内ぐりをしていきます。今回の作品もアンバランスな立ち方をしているので上半身を軽くしてから脚を彫り込むのは必須です。 チェーンソーで枠を切り込んで中を太いドリルで蜂の巣にします。 チェーンソーでザクザ…