小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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vision (2016年9月から)

作品の完成。 (緑青のつくり方解説)

今日完成しました! 緑青も上手くいきました。といっても途中は失敗の連続です。 最初は水酸化アンモニウムで緑青を出そうとしていました。通常は塩化アンモニウムを使うのですが、水酸化アンモニウムはより青が強く出るのでそうしたいなと。でも反応が今一…

緑青をつくる。

作品に水酸化アンモニウムを塗って緑青の酸化膜を作ります。 始めはなかなか変化しません。 天日に当てながら何度も何度も塗り重ね、たまに塗れた刷毛で浮いた緑青を拭き取り、その繰り返し。 徐々に出てきます。 3日目にしてかなり反応が進みました。 液の…

形の完成。

形はこれで完成。目や口は穴を空けています。サンドブラストをかけて着色前の下地を均一にしています。

台座を燃やす。

作った台座をバーナーで燃やします。 割としっかり目に焼きます。 高圧洗浄機で洗います。 オイルステインのブラックを塗って完成。

台座の形完成。

どんどん組み上げていきます。 外側と、中の構造を同時に行っていきます。 1周して完成。この後はバーナーで表面を焼きます。

作品の台の制作

材を製材しました。 組み上げ始めます。 裏側。元々角材だった物を薄く製材して軽くしました。

台座の制作。

本体は着々と進んでいます!今回は台座の制作についてです! 杉の角材を寄せて、表面を燃やし、炭を洗い流します。 材をカットした所。 太いままだと重いので、裏側になる所は薄くします。

鋳込み!

今日鋳造作業をしました! 炉は2基使います。バーナーで木材に点火し、木炭、コークスの順に炉に投入します。 今回使う地金は砲金スクラップです。インゴットの半値近い値段で、しかも中空なので溶けやすいです! 溶け切りました! 鋳込みの準備です。型を…

鋳造用のるつぼ掴みをつくる。

前回の作品で大型のるつぼ掴みを使いましたが、今回は2つ同時にるつぼでブロンズを溶かして流し込むのでもう一つ同じ物を作ります。 奥のと同じの。実はパーツは前回の時に用意しておいたので今回は主に溶接による組み立て作業だけです。 太いボルト2本で…

型の窯詰めと脱ロウ

型が完成したので窯詰めします。型を立ててフォークリフトで窯に突っ込むのですが、とにかく重くて人力では全くびくともせず、フォークの爪に乗せるまではテコでずらしながら移動しました。 最終的に爪に乗せるときは太いラッシングをフォークと型に捲いて引…

最後の金網入れと石膏6層目。

一番外側の金網を張って石膏で埋めていきます。 鋳込み時の注ぎ口も作りました。これは昔ガラスの鋳造をやったときのシリコン型を使って起こしました。 次回は窯詰め&脱ロウです!

5層目

鉄筋を5層目の石膏で埋めます。 このあとは再度金網をいれる作業。そして最後となる6層目です!

鉄筋で骨組み

今日は型の周りに鉄筋を這わせる作業です。 型に合うように曲げながら、また溶接しながら覆っていきます。 この後は石膏盛りつけと、再度網を入れます。

鉄筋で台を作る

今日は鉄筋を溶接して型を乗せる台を作りました。 前回鋳造で使った物を流用して、一部サイズ直し、補強を加えました。 これが型とくっついて、運搬時フォークリフトの爪が入る場所になり、また脱ロウ時にロウを回収する為にバットが入る場所でもあります。

金網入れ

今日は型に補強の金網を入れました。 金網を捲きます。 そのままだと密着させられないので釘を打って曲げて固定します。 溶いてすぐのドロドロの石膏を流して隙間を埋めます。 この後鉄筋をいれる作業を行います。 週末に胃腸炎になり、月曜日から何も食べず…

型3層目。

今日は外側の型3層目を盛りました。これで4〜5cmくらいの厚みになっていると思います。 次回は金網入れと、余裕があれば薄く4層目を盛りつけます。

外側の型

外側の型材を盛っていきます。まずは鋳肌に当たる1層目から。この石膏は石膏1に対して水が50%です。 持てるくらいにかたくなってきたら空気が入らないように、また隙間が出来ないように作品に投げつけるようにしてくっつけていきます。 2層目です。こ…

型持ちの釘をさす

今日から耐火石膏を盛り始めたいと思いましたが、制作時間が取れなくて釘だけ打ち込みました。ステンレスの釘を使います。この釘によって中子と外の型がズレずに鋳造する隙間を保持できる訳です。

ワックス原型の完成

なかなか制作の時間が取れなくてだいぶ時間が空いてしまいましたが、今日原型の修正が完成しました。 ワックス原型自体がいい感じに型取り出来たので修正は時間がかからなかったです。型外しの時に崩れてしまったりした部分を盛って直したり、少し密度も上げ…

型外し。

今日は型をひっくり返して外す作業をしました。型が重いので手伝ってもらってなんとか。 外します。 出てきたワックス原型。 次回からワックス原型の修正。

中子の作成。

ブロンズの作品は無垢ではなく、薄く鋳造する為に外側と内側の型を作ります。今日は内側の型、中子をつくりました。 時間がないのでマネ型(古い型材を崩して粉にした物やアンツーカー、耐火石膏などをブレンドした型)ではやってられないので、鋳造専用の石…

ワックス塗り重ね終わり

厚みが4mmほどになり、完了です。 縁をカッターで切り出して、ちょっとだけ厚みを増しました。縁が丈夫なだけで結構違う気がする。

ワックス2層目〜4層目。

今日はワックス原型のワックスに厚みをつけていく作業をしました。黒いワックスの上に白いワックスを塗っていきます。 全体に均一の厚みになるように、色の濃さを良く見て塗り重ねます。 最終的には3〜4mmくらいの厚みにします。今現在3200グラムのワ…

ワックス1層目

型にワックスを塗っていきます。ワックスには黒い顔料が混ぜてあります。 使ったワックスの量を毎回メモしておいて、比重でブロンズの地金の重さを決めます。

型の完成

しばらく間が空いてしまいましたが今日ようやく型が全て完成しました。 石膏のあわせ部分を面出しして切り金を出します。 型の周囲に枠を作ります。これでロウを塗る時色んな角度に置けるんです。 石膏型を外します。 シリコン型をめくっていきます。 シリコ…

バックアップ完成。

反対側のバックアップをします。骸骨の目と鼻の穴の部分は粘土で埋めてしまいます。ここまで石膏が入ってしまうと型が外れにくくなってしまいます。かといってシリコンで埋めてしまうとシリコンとワックスが外れにくくなります。それを見越してシリコンを少…

石膏でバックアップ

石膏とスタッフでシリコンのバックアップをしていきます。これがないとグニャグニャで形を保持できないのです。 厚い分には丈夫だけどコストが無駄なのと重いのが難点ですが、薄すぎると壊れてしまうので注意です。特に今回のは大きいので気持ち厚めでやって…

シリコン型のバックアップ。

切り金の端をカッターを滑らせるようにしてカットしていきます。粘土で土手を作っておいた部分も余計な所は切り離します。 切り金をカットすると合わせ目ができます。その隙間に再度切り金を挟んでバックアップする石膏の合わせ面とします。さらに3カ所大き…

シリコンの作業全部終わり。

塗り込んだシリコンに補強のガーゼを張っていきます。ガーゼに浸透するようにこの作業のときは炭酸カルシウムは混ぜません。垂直面でも意外と落ちないんです。 一度シリコンを塗って、ガーゼを乗せておさえてまた塗って一体化させます。ガーゼ同士は少し重ね…

型取り開始。

形が完成したのでシリコンで型を取っていきます。切り金で半分に分けます。大きいけどシリコンの埋め方が良ければいけるはず!! 切り金は幅を長めにとっておきます。石膏でバックアップする前にシリコンを切り金ごとカットしてしまう為です。 塑造板の周囲…