顔を彫り込んでいきました。結構一気に完成近くまでいきましたね。無造作な塊を残しながら一部からグイグイ彫り込んでいくのも面白いです。
空間的な座標さえ自信が持てるなら作品性が常に見える状態で進められるのが良いです。
以前から書いているように木彫の良さは単純につくるのに時間がかかることによってその中で作品も技術も深まるということです。
塑像の良いところを逆の視点で言えば早く進むことです。つまり完成のイメージに瞬間的に近づけることって言えるでしょうか。
以前は早いことによって作品も技術も深まる前に理想に近づいてしまって、その限界を超えるような展開に持っていけなかったことが塑像に見切りをつけた理由でしたが、今は木彫を経験し、その上でブロンズを扱うことで全く考えは変わりました。塑像であっても原型の段階での限界突破を試すことができるくらいにはなってきたと思います。
さらにブロンズになってからやれることが多いことも分かりました。
話が逸れてしまいましたが、結局のところ大事なことは作品を良くしていくというその一点に尽きます。



髪の毛も流れを意識して大らかに彫り込んでいきます。



量が足りない部分にはどんどん寄木して増やしていきます。



顔周りをあらかた彫り込んでから顔にかかる髪の毛をくっつけます。この部分を残しながら彫ることも出来なくはなかったですが、多分顔のクオリティが上がりきらないと思ったので別パーツとしました。


↑鼻の下の部分にパテを盛っていますね。
毎回思いますが、顔がいい感じに設定できると安心感がすごいです。
顔は作品の命みたいなものかもしれません。































