髪の毛を仕上げ直前のレベルまで荒彫りをしました。



左脚(後ろに引いている方の脚)の量が足りないので寄木していきます。

寄木面を平らにする。

これが寄木材です。

こちらも面出しします。

仮に合わせてみました。ピタッといきましたね。

ボンドをたっぷり塗ってくっつけます。


自分はまだ湿っている木を彫るのが好きで、というのも湿った木は鑿痕のエッジがキリッとするんですよね。乾いていると少しボソッとします。
でも湿った木で気持ちよく完成させてもしばらくすると水分が抜けるのと共にどうしても割れが出てきます。なのでベストなのは完成してから数年後に割れを埋めて再度仕上げ直すべきなんですが、現状これまでの作品はやってないので割れが入ったままですね。
多分寄木のやり方(ダボを効果的に入れるとか)や、内ぐりをできるだけ薄く攻めるなどすればあまり割れは起きないのかもしれませんが、そこまでそこに力は入れませんでしたね。
今やっているブロンズは溶接で一体になるのでそういう心配はないです。そういう意味ではテラコッタの時もバラバラで焼成したものを組み立てる必要があったし、木彫は寄木の必要があったし、一つの作品が完全に一つの素材で繋ぎ目なくできている状態に憧れがありました。
スケールが小さめでも、テラコッタ…というより焼き締めでのセラミックであれば窯に入るサイズで一体にて完成させるとか、木彫であれば寄木なしの一木彫りとか魅力を感じます。
もちろん限界を決めずに自由に空間に形を広げていって最も理想的な形を目指すことは世界を広げるのですが、一つの素材で一体で完成している作品にはまた別の良さ(原初の美)みたいなものがあるように思います。






































