小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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パティナやり直し

実はある程度色がいい感じになってから表面を触ったらパティナが剥げてしまいました。かなり薄めてやっていたので濃度は問題ないはずなので、黒染め開始前の脱脂が十分でなかったのかと思い、一度硫酸で前の黒染めを全て剥がし、アセトンで表面を洗い流して…

台座の完成

作品落下防止のために作品の乗る部分に突起を作っりました。これをチェーンソーで首のサイズに合わせます。 仮置きしてみてちゃんと入るか確認します。 いい感じにハマりました。 表面を焼きます。 炭を洗い流しました。 オイルステインとペインティングオイ…

最終仕上げへ

台座は組み立てまで完成です。 パティナは最初は黒染め促進剤から塗り始めました。 ちょっとサビっぽくなってからの黒染めスタートです。 今回は硫化カリウムを使って黒染めしていきます。 濃度が濃すぎるとすぐ黒くなるんですが、反応が早すぎるとしっかり…

形の完成

編み込み部分を反対側も220番手まで仕上げました。 その後全体に400番をかけて形は完成です。 作業はパティナ(薬品を使っての調色)に移ります。薬品を塗って力やすいように高さを出しておきます。 同時に台座も作っていきます。今回は90cmの台座。 キャス…

編み込みの仕上げ

編み込み部分を仕上げていきました。こちら側半分まで大体終わりました。 制作時間計127時間 型の焼成時間85時間 今はサンダーで削る作業をしているのですが、舞った粉が肌についてその状態で汗をかくと銅粉が汗と反応して一時的に金属アレルギーのよう…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 背中の窓閉じ

背中に開けた内ぐりの窓は作品を乾燥させるためにここまで開けっぱなしにしていました。ここを閉じるための材を切り出します。 接着剤でくっつけるときに隙間にエポキシパテも詰めてあとは削るだけになっています。 一旦閉じたら再び開けることはないのです…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 手の取り付け

手が完成したのでいよいよ取り付けです。 ドリルで開けた穴をきっかけに手首を差し込む部分を作ります。 ダボを入れてくっつけて完了! 袖の手首部分はこのあと彫り込みます。 このあと作品は背中の内ぐり窓を閉じるのと、足の彫り込みが完成に向けて魅力の…

手の彫り込み続き

両手を仕上げていきます。 まずは左手。 指の間を彫り込んでいくきっかけ作りに間を鋸で切り込みを入れました。ここは後戻りできないので慎重に幅を見極めます。 無理矢理ですがバンドで本体に合わせてみました。雰囲気が合うか、そもそもサイズに違和感がな…

220番手のもう一段階完成度アップ

薄くなってしまった塑像時の痕跡の中で作品的にあった方が良かった部分はもう一度削って表現を残します。目の上の場合。 マジックでラインを描き込みます。 円盤状のダイヤモンドホイールでラインに沿って削っていきます。 編み込み以外の場所をもう一段階22…

形を整えていく

編み込みは荒削りだけして、サンダーがけなどは仕上げと一緒にやることにしました。他は120番までやすりがけが終わりました。 その後顔、首、前髪まで220番までのやすりがけが終わりました。 制作時間計120時間 型の焼成時間85時間

過去作品の振り返り9 木彫作品6 手の荒どり

寄木した腕を荒彫りしました。手を作る準備万端です。 今回手はダンボールで型をつくって荒取りしました。 仮につけてみます。 材に転写。 周囲を切り落として万力にセット。 こちらは右手。右手は握る直前みたいな感じなので、閉じた指は後付けします。人差…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 体の内ぐり

体を内ぐりしていきます。 今回は2つに窓を分けました。なんでかというと大きな一つの窓の方が仕事がシンプルではあるのですが、大きな寄木になると精度を出すのが難しく、より面倒かなと思い、規模を小さくするために分けることにしました。 枠の輪郭のと…

髪の毛の荒削りの続き

荒削りの続きをしました。 広範囲で溶接をした場所なんかは塑像痕がなくなってしまったので後から削って作ろうと思います。 今使っているのは80〜120番の紙やすりです。それなりに形も削って成形できます。 この後220番、400番をかけて完成です。…

サンダーがけ続き

顔の反対側も荒削りしました。 ペーパーは見た目まだ使えそうでも交換してすぐに切削能力がガタ落ちになるのでランニングコスト高いですがどんどん新しいのに変えています。 ただ使い終わったペーパーは手作業用に取っておいてあとで使います。 制作時間計11…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 彫り込みの続き

頭部の内ぐりが終わり、後頭部を彫り込みました。 とりあえずざっくりとベースとなる形を彫り刻んでおきます。 襟周辺を彫り込みました。 体向かって左側の彫り込み。 右側の彫り込み。 結構みれる感じに近づいてきましたね。 ポーズも大まかな形も決まって…

表面の研磨開始

表面を削り始めました。 今回は形に針の緊張感が出るところまで削りながら、いいところで止めて塑像の時の痕跡を残します。 顔の片側を荒削りしました。 制作時間計113時間 型の焼成時間85時間

溶接作業

今日は溶接作業をします。穴や欠損を補充します。髪の毛の分け目はワックスが薄かったのか裂けてしまいました。 裏側から見ても亀裂がきているので、まずは裏側から溶接します。 ぎり両手が入りました。 亀裂部分が薄かったら電圧が高いと溶け落ちてしまう可…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 頭部の内ぐり 

頭部全面側はほとんど完成しているので内ぐり作業をしていきます。 線に沿ってカット。 内側を削って目や口も貫通させます。お面みたいな状態です。 頭部の中もくり抜きます。 普通にしてたら塗らなくても真っ暗ですけど一応中を黒く塗ってからくっつけまし…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 中彫り具体化続き

どんどん彫り進めていきます。 体が上から下まで大まかに形が見えてきたので作品の印象のコントロールも含めての仕事に移り変わっていきます。 腕の寄木材を切り出します。 少しぶっとい木材をくっつけます。 穴を開けてダボを入れて接着。 接着はボンドでは…

バリを削り取る

バリを取っていきます。そこの部分は粘土の質感を残しているのでそこを残しながらバリを削っていきます。 ここはそんなに難しくない。 肩に亀裂ができるとこんな感じでバリができます。 6時間くらいかけて削り終えました。 水洗い。 制作時間計107時間 型の…

過去作品の振り返り9 木彫作品6 中彫り具体化

頭部という基準が大まかに定まってきたことを皮切りに、徐々に作品を具体化していきます。 頭部の完成度は50パーセントくらい。他は10パーセントも行ってないくらいなので、頭部をこれ以上進めるより前に体を追いつかせて、今度は作品全体で作品性をまとめま…

作品の中の型材を崩し出す。

作品の中の型材(中子)を取り除きました。高圧洗浄機をバージョンアップし、パワーアップしたので高圧洗浄機のみで掘っていけるようになりました。今までは薬剤で石膏成分を分解して崩していましたが、薬剤が高いのでいいかもしれませんね。制作時間計101時…

型壊し

鋳造した後の型を壊していきます。 ナタで切れ目を入れてバールでサイザルを剥がしていきました。 これだけでへばる。 顔らしきものが見えてきました。 底を落とします。 地面にブロンズが溜まってました。地面と型の隙間をサイザルで埋めていて良かったです…

鋳造

鋳造をします。いつも通り坩堝を炉にセット。 天板を新調しました。坩堝を大きくしたのに合わせて穴も大きくしました。 今日はいつもより大きな柄杓を使います。大きな柄杓を何度も上げ下げするのはキツイですが、形が大きいので小さい柄杓だと流し込んだ後…

完成作品写真

輪廻、死、生の3部作 「命の証明」 ブロンズ

再撮影

以前はスマホで適当に撮影していたので撮り直しました。 輪廻、死、生の3部作 「黄泉のまどろみ」 ブロンズ

再撮影

以前はスマホで適当に撮影していたので撮り直しました。 輪廻、死、生の3部作 「再生の理論」 ブロンズ

台座に設置

完成した作品を台座に設置します。 胸部にスリングをかけました。フォークの常rの上がる限界の高さがまさかの足りない事態になり、できるだけ低い位置で持ち上げることで解決しました。 一旦台座に仮に設置してみます。心棒の長さは計算して合わせてあるので…

頭部の荒彫り

今回もまずは頭部から彫り始めます。 最初はめっちゃ塊っぽい感じですね。一番高さの高いところを間違って削ってしまわないように進めています。逆に深くなるところを思い切って彫り込めないとのっぺりした作品になってしまいます。 基本削っていくだけの仕…

台座の完成

燃やしてボロボロにした台座を水性ペンキで塗っていきます。 水で薄めて何度か塗り重ねて丁度いいところで終えました。 こんな感じ。作品が黒いから台座は白。 鉄の架台に被せます。作品に差し込む鉄棒を穴に通してゆっくり下げていきます。 台座完成。今回…