小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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黄泉のまどろみ(2019年4月〜)

完成作品写真

緑青付け。そして、、、

今日は衣の裏を緑青付けしていきます。 今日はここだけでいいやと思って始めましたが勢いづいて全部終わらせました! つまり完成!! 次回は仮設台から正式な台座に移し替えます! 今日も酸素不足で倒れそう。

手前サイドの衣全体の緑青が終わりました! 今日はやばかったです。 暑い。。。 何もしてなくても暑いのにバーナー最大火力ってやばい。 防護マスクで呼吸が苦しくなって意識が飛びそうになり作業やめ。

緑青の続き

今日も午前中に2時間ほど時間が取れたので進めました。 手前側の腿の裏とふくらはぎです。 プロパンガスも中圧で結構使うので燃料代もバカにならない。 バーナーで熱した作品に薬剤を塗る刷毛は毛先から段々燃えて無くなっていくのでこれも消耗します。 2…

また少し緑青を進める。

今日は腿と衣の峰部分の緑青を進めました。特に衣の峰は薬剤反応がしにくくて苦労しました。というか完璧ではないけど許容範囲まではいけたのでいいかとなりました。 多分薄いので局所的に温度が上がりにくいのと、刷毛で塗った薬剤が流れ落ちてしまうからだ…

緑青やり直しの続き

緑青は再び腰まで来ました。 硝酸銅水溶液を薄めで扱ったらテカリが出ました。これは思いがけず良い。 (硝酸銅の量は水1リットルに対して小スプーンすり切り3杯。これ以上でもこれ以下でもダメっぽいです。 テカリを出すのはリグロインという溶剤でほんの…

パティナやり直し。

失敗し、塩酸で洗い流し、やり直しました。失敗原因=濃度の管理を適当にしてしまった。途中で薬品が切れて新しいものを購入した。膝くらいまで行ってたんですが、部分的に緑青の厚みが厚くなってしまい、パリパリ割れ出しました。割れたところをまた覆うよ…

最終段階へ

制作は最終段階のパティナ(表面の調色)仕上げの段階に入りました。 今回も硝酸銅(このヤバげな色をした結晶)を水に溶いてバーナーで炙って反応させ、強制的に緑青を作っていきます。 1リットルくらいの水に大さじ1くらいの硝酸銅を溶かして反応させて…

形の完成

♯240までのやすりがけが終わり、形はこれにて完成です。やっとですね。このアトリエは粉まみれで入室しただけで金属アレルギーになりそうな感じでしたが、今日エアーと高圧洗浄機で掃除してめっちゃスッキリしました! 塩酸で酸洗した後にサンドブラスト…

台座完成

今日は台座を進めます。作品が回転してしまうのを防止するストッパーをつけると台座の丸穴に軸が通らなくなるのを忘れていたのでその加工から。まず裏から削っていきました。 裏を削ってから表から切り込みを入れます。ここをストッパーが通る。 鉄板は6ミ…

荒削り終了

グラインダーで荒削りが終わりました。上半身は♯120と♯240のペーパーがけまで終わっています。ここから一気に完成に向けていきます!ペーパーがけの時は粉っぽさはすごいんですが、それ以上にグラインダーの時は削ったカスが針のようになって勢いよく…

台座の制作

台座を作ります。角材を寄木しました。 側面2面を斜めにカットします。オシャレ要素。 片側をブレードの長いエンジンチェーンソーでカットし、反対側は電動チェーンソーで切り落とします。 倒して2面目。 電気かんなで荒仕上げ。 位置決めをしてドリルで穴…

腕の溶接

腕周辺のやすりがけが終わったので最後のパーツである腕を溶接しました。 左腕。 右腕。 片側ずつ仮止め。 角度を調整しながら仮止め完了。 本溶接をして荒削りしました。

架台に立てる

木枠をつけた状態で転がしながら作業してたら木枠が崩壊してしまったので早速仮の架台に設置しました。 腕はやっぱりもう少し仕上げが進んでから溶接します。つけちゃうと作業できなくなってしまう部分があるので。高さは最終的にもこのくらいのイメージにし…

脚に設置用のパイプを溶接する

台に立てた軸に脚の中に溶接したパイプをさして自立させます。 ブロンズ管を必要な長さにカットして、そのままだだと太くて入らないので削って細くします。 上に蓋をしないといけないのでブロンズの棒を切ってはめ、溶接します。 蓋をした状態。 パイプを溶…

ここから怒涛の接合編へ!

足の溶接が完了しました。 上半身とつなげる前に(手が入るうちに)台の軸を足の中に入れたパイプに通して溶接しないといけません(パイプを本体に溶接するので台は抜き差し可能)そのためにまず空中に浮いたこの作品の3次元的な角度を設定します。基準はX…

架台の制作

衣、脚の部分の削りも大体終わって、作品の仮設架台を溶接して作りました。

頭部の溶接

頭部の荒削りが完了したので上半身と溶接します。 溶接して削る。 次回は衣、脚部分を進めます。

頭部の荒削り

このあと穴とかを溶接で埋めてまた削り作業です。

手足パーツの完成。

足のパーツにブロンズが流しきれなかったので欠損部分をワックスで作り直して鋳造もし直しました。小型炉でやります! 小型炉はるつぼ鋏で直接るつぼごと持ち上げて流し込みます。 地金を入れて隙間をレンガで塞ぎます。 火入れ。 溶けたみたい。 鋳造終了。…

細部パーツの鋳造

手や足などのパーツを鋳造します。全部まとめてやっちまいます! 新しく湯を掬う柄杓を作りました。 鋳造開始。 今回は指先など細かい部分が重要になるので流動生を高めるために錫を追加投入します。 手足など小物を鋳造しましたが、なんと手と足の方に鋳造…

2つ目の型鋳造

まずるつぼをセットします。この溶鉱炉は外にあるので雨で濡れないように毎回るつぼは使い終わったら室内に取り込みます。湿った状態で使うと割れてしまうのです。 耐火ボードを敷きます。この耐火ボードももう寿命ですかね。高いので新調するのを躊躇してし…

肩修正

溶接で穴を埋めた部分をグラインダーで削って形にします。 一度荒削りしてまだ足りないところをスポット溶接して盛ってさらに削る。 釘穴を埋めた部分も削りました。

肩の穴を埋める

ブロンズの丸棒を切ってこれを土台に肩の穴を埋めていきます。 1本ずつ溶接。 束にして土台とします。 その上にさらに溶接して盛ります。 釘を抜いた穴も埋めました。 鋳造ミスで腕に穴ができましたが、こちらはいい感じなので残します。

鋳造は終わらない。

高圧洗浄機でこびりついた型を洗い流しました。 荒削り。 新たに型を窯詰しました。

湯道カット

中子と外の型の保持のための型持ちのステンレス釘を抜いていきます。大体はペンチで抜けば引き抜けますが、固着してしまってるものはハンマーで少し叩いてずらしてから引き抜きます。 グラインダーで湯道などをカットします。 中子はできるだけ取り出したい…

鋳造1回目

今日鋳造作業をしました。それにあたって型は事前に脱ろうと乾燥が目的で焼成。620°まで上げて2日かけて完全に水分を飛ばします。 溶鉱炉を稼働。 型焼成後。 型を移動。 型の下部から溶けたワックスが流れ出る仕組みにしてあるのでそこに詰め物をします…

型の完成

ようやく鋳造の型が完成しました。ようやくです。ここまでが本当に大変。

湯道取り付け終わり

ごちゃついて見えますがかなり整理して取り付けています。

湯道取り付けの続き

一番大きい形の湯道取り付けをしました。4つの道に分かれ流用にして流します。鋳造時、一人で大きなるつぼから何度もすくって流し込むため、本体に流れる道はかなり多めにしてあります。(鋳造のスピードが遅いと途中で冷めて固まり始めてしまうため)