小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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過去作品の振り返り8 木彫作品5 頭部の内ぐり

髪の毛も量が定まってきたので頭部の内グリをしていきます。

いつもは後頭部側を切り離すのですが、今回は後頭部側が髪の毛が広がっていて面出しできないので顔を切り離します。

この線に沿って切り離します。

後で付け直すので綺麗にカットしたいです。

ダボを入れる位置決めのために画鋲を背中合わせに接着してダボを入れる予定のところに刺して印をしておきます。

最初左右につけようと思ってましたが最終的には上下に変更しました。

この状態で顔を押し当てて印を写します。

太いドリルでグスグスにします。ドリルは正転逆転切り替えできるものでないと引き抜けなくなるので注意です。

髪の毛の奥もできるところまでドリルで落としました。

顔面側も削ります。特にまぶたや唇は表側からの見え方を重視して調整します。

合わせていきましょう。

ドリルで穴を開けてダボを入れます。

接着剤はエポキシの90分硬化タイプ。エポキシ接着剤は一般的に5分、30分、90分

と硬化時間に種類がありますが、硬化時間が遅いほど強力です。

接着剤をつけてゴムバンドで固定。

接着部分を仕上げて終了。

彫って抉った深さでは出ない暗闇が目の奥に広がる感じが良いと思っています。

目線がないことで存在そのものが別の次元にいるような感覚になります。

 

もはや偶像としての理想を追求しているという事以外には何もないです。

作品をつくるということは自分自身のことであるのにも関わらずあまりに曖昧で不確かなものなのですが、同時にそれが真理であるということには確信を持てます。