小川原隆太 彫刻制作記録(森共同アトリエ管理人日記)

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仕上げ11日目。右腕、手の仕上げ。

今日は久しぶりに制作に戻ります!天気も良い

ですがその前に…。僕が塑像をやってた頃の石膏ゴミや粘土のあまりなんかが大量に納屋にしまってあります。というより隠してあります(笑)新アトリエを建てるに当たってこの納屋は道路になるので解体する事になっています。よってこの産業廃棄物をなんとかせねばいけなくなりました…。
 
基本は大学出たあとの2作目「朝日は大地に目覚めの時を知らせる」という僕の最後のテラコッタ作品の型です。作品がデカイので、型も多いです。見て下さい。私利私欲の為には地球環境を顧みない男の所行を…。
今は木なので至ってエコです(笑)楠も売買の為に切られてる訳ではないのである意味ゴミを作品にしてるようなもんですね今出してるゴミのメインはエポキシパテの空容器くらいかな(笑)

さ、制作を始めます。今日は右腕を仕上げます~



空圧鑿も併用で進めます。ここは目が入り組んでる木を使ってしまったので彫るのが少し難しい~

折れました。これまたひさびさ(笑)

今回は折れたところの角を削って開先をつけてしっかり目に溶接します。



クリップで固定。角度調整の為に枕みたいに刃の下のところに木屑を一緒に挟んでいます。







とりあえず1点溶接したら、ひっくり返して裏側を溶接します。



裏がついたら左右を溶接して完了!

溶接しても結構頻繁に折れます。特に刃の幅が広くて彫る時の抵抗が強いやつ。これは平鑿なので割と長持ちしましたが、丸鑿の大きめのとかはすぐ折れます。なので前回は溶接したあとに、溶接によって入りすぎた焼きにバーナーで火を加えて焼鈍する事で折れにくい鑿になるんじゃないかって試しました。結果折れにくくなったんです!!やってみるもんだと思いましたが、なんか感覚的に少し刃の入りが悪くなったような気がしました。木の彫った場所の問題なのかもしれませんが、そうでないとしたら、焼鈍によって素材の性質が軟鉄に近くなって、その鉄の柔らかさが打撃の衝撃を吸収してるのかもしれません。なので一長一短かな~。今回は焼鈍はしませんでした~。
さ、作業も進んで、これで上半身は仕上がりました~
 

 
次回からはコートの裏側に入ります。あと脚、靴、台座が出来て、最終調整が済んだら彩色、完成です!!
明日はまた仕事です~