髪の毛を荒彫りしていきます。髪の毛や衣服は流れるような形を美しく表現できる場所なので一層拘っていきたいですね。
左側面と背面から進めます。

いらない部分はチェーンソーでざっくり落としてしまいます。

鑿での彫り込みは空圧鑿を中心に使って進めました。

顔からの流れができてきました。


顔が全ての基準であり、それに合わせて側面を進め、さらに側面に合わせて背面を削っていきます。





具体的な形はまだですがとりあえず量は決まってきたのでこの辺で切り上げます。

次は右側面へ。こちらは風で流れていく方なので彫り込む面積も多く、重要な箇所です。





↓よく見ると小指が握りきれていないのが分かります。前に書いたと思いますが、部活で小指付け根の関節を痛めて放置して治してしまったため固まってしまいました。
なので木槌がうまく握れず苦労しています。これが空圧鑿を使い始めた理由です。



結構な生木なので彫ると水が出てきます。これだけ水分を含んでいると後々割れやすいのですが彫り味は素晴らしくいいです。乾いているとバサっとした感じがあってちょっと嫌なんですよね。

髪の毛の荒彫りはこんな感じで次は胴体(衣)にいきます。
どんどん作品が具体化していって形に意味が与えられていく(と同時に価値が生まれていく)感じがあって、制作の中で一番好きな仕事の段階かもしれません。