前回の作品でいいものができなかったので、今回の制作では振り切った作品にしたいと思い、規模を大きく、密度も高いものになるよう考えました。ものすごく大きく、ものすごく細かく。そのようなイメージです。
自分はこれまで人物ばかりをつくってきたので、動物も面白いかもということで、特に作品性とかには拘らず、形の魅力に全てを委ねて取り組むことにしました。
モチーフはホワイトタイガー。なんか神聖な存在感がいいなと思って決めました。
善は急げで、近所にある東武動物公園で飼育されているのでスケッチしたり写真撮ったりといった取材をしに行き、帰ってマケットを制作しました。
今回のマケットは石膏。
まずは心棒からつくって土付け。



大体印象が完成したところ。



石膏に置き換えて完成。マケットは毎回処分してしまうの定かではないですが、石膏に置き換えてから彫刻刀で毛並みを彫ったと記憶しています。






次回から木材の作業に入ります。

今回の作品では塑像では気付けなかった彫刻での重要な感覚に気づくことができました。これについては木彫での完成作品とこのマケット作品を見比べないと伝えにくいので後に記したいと思います。
大きな作品をつくったことによって理解ができたので、限界突破以外に気付きを与えてくれたという意味でもこの作品は自分にとって重要でした。