talk to her
H165×W60×D×70cm
楠


木彫作品2作目ということで注意すべき点が分かっていたので今回は1回もミスなく完成することができました。(寄木やパテの修正は無しでした。)
しかし結果は全然満足できずです。
なんか物足りない、というか、達成感がない。
おそらく「上手くいきすぎたこと」で自分の限界を越えられなかったのだと思います。つまり予定通りの作品。
自分の想像の範疇に収まった作品は概してつまらないものです。作者本人がすでに分かってしまっていることだけで完成した作品に価値はないということなのでしょう。
そういう意味ではやっぱり「こんなの今の自分にできるのか、、、?」というくらいの作品を時間をかけて、死に物狂いで努力して、失敗を重ねながらも制作する中で新たな発見を繰り返しながら、ギリギリのところで砂粒のような小さな価値をひたすら積み重ねていくことでしか、真に意味のある作品は生まれないのだと強く認識した作品になりました。
深く反省した作品になった訳です。
この作品は見るに絶えずしばらくして処分してしまったのですが、この作品のおかげで以降の作品が飛躍的に向上できたと思っています。