
さて、今日は午後から仕事なので、朝型に土を込める仕事をしました('-^*)
最後の込めです!昨日練っておいた白土と信楽の混合土を込めます!最後なので、繰り返しになりますが、手順も書いておきます(-_☆)

まず最初に、粘土を少し皿に取って水を加えながらドベをつくります。これが型を合わせる時の粘土の接着剤のような役割をします!かたすぎず(接着があまくなる)、柔らかすぎず(込めた土と水分量に差がありすぎると、収縮率が合わず、割れの原因になる)です。

少し厚めにスライスした土を両手で叩いて土を締めつつ、適度な厚みにします。込める時に少し押し広げるような感じになるので、やや厚めの状態にしておくと丁度良いです。このとき作品の表面となる側にシワや凹みがあると、いくら込めたあと押し付けても痕になるので、表面はなるべくキレイなほうがいいです。ただ、型外し後の修正と仕上げは必ず(作品によるが)必要なので、そこまで神経質になる必要もないです。

実際に込めていきます。
まずは目、鼻、口から。細かいディティールは最初に埋めておかないと、型を外してみたらちゃんと形が写せてなかったということになりかねません。しかもこういった場所に粘土のしわなどが入ってしまうと、具体的な形をしているだけに修正が大変になってしまいます。
基本凹凸の激しい部分は、先に埋めておくのがよいです。
写真は目、鼻、口を込めたあと、おでことあごも込めた状態です。

土と土の合わせ目は、最初からくっつけず、少し隙間を空けて土のヘリを型に慣らしておきます。
この隙間はあとで埋めます。こうすることで、粘土と粘土の間に裂け目ができるのを防ぎ、込めムラが少なく、キレイに表面が写し取れます。

これで大体の面は込め終わりました!

土と土の隙間を埋めていきます。粘土の馴染みが悪いようならドベを使います(土の種類や柔らかさによる)。

これで均一な厚みで土が型に込め終わりました!

十字(作品の形による)に土手を盛ります。これは補強の為の構造です。特に本焼成をする場合は必須です(1250℃帯域で土はガラス化を始め、軟化しはじめるので)。素焼きの作品は、大きな作品になると、バラバラに分割して、焼成後裏に石膏とスタッフ(麻)で補強しつつ接合していきます。基本的にはこの石膏とスタッフが重要で、土手の構造による補強はあまり意味がなくなります。むしろ作品の重量が重くなる分デメリットがあるので、なくてもよい形の時は土手をつくらない場合もあります。ちなみに前回の牛と少女の作品の時はでかい土手(というより壁)をつけて、焼成後にハンマーで崩しました。(森共同アトリエのホームページ、ギャラリーの小川原隆太、「朝日は大地に目覚めの時を知らせる」の「制作過程を見る」でその状況を見ることができます)軽量化も作品として重要な要素だったりします。
今回のはサイズが小さいのでなくてもよかったのですが、石膏で補強をしないのでとりあえずつけておきました。
その後針で穴を無数に空けておきます。空気の層が土中に含まれていると、焼成中温度が上がることで空気が膨張し、その層を境に破裂する危険があります。穴を空けておくことで空気が逃げるので、そのリスクを軽減させることができます。
これで片面終わりo(^-^)o

次は背面です。

手順は全く同じです。込め終わり!

接合面を櫛で荒らします。こうすることでドベの馴染みがよくなり。割れにくくなります。

ドベを接合面に盛っていきます。あくまで塗るのではなく盛るかんじ。型を合わせた後型の隙間からはみでるくらいがいいです。ドベを盛る時、石膏の合わせ面についてしまうと、石膏が水分を吸ってかたくなり、型を合わせた時にそれが邪魔になって隙間が出来てしまったりするので、あまり型にドベがつき過ぎないように気を付けます。

表と裏、二つの型をグッと合わせて完了ですヾ(≧∇≦*)ゝ
数日たって粘土が型を外しても自立するくらいのかたさになったら型を外して修正と仕上げをします。
さ!これから準備して仕事にでかけます!