2026-01-01から1年間の記事一覧
寄木面ができたので寄木材を準備します。 寄木面は2面あるので、この大きな材を1面にくっつけた時、2面目との関係が直角面になるように寄木前に角度をつけて面出ししておきます。 カンナがけしたら材を起こします。 接着です。今回はダボを入れません。な…
もうすぐ完成になるので最終仕上げである作業の実験をしました。 リグロインで白い蜜蝋を溶かして作品に塗布し、布で擦って艶を出すというものです。 結構すぐ溶けました。 ブロンズでの制作を始めた時に実験的に作った作品。硫化した黒い肌にしてあったので…
油分がついていると色むらができるので作品をアセトンで洗い流します。ホルムズ海峡封鎖で今アセトンやシンナーは貴重品ですね! 薬品を繰り返し塗布していって表面を硫化させて黒くします。(黒錆)塗り始めで白い滑りが出てきました。 滑りの奥で段々色が…
仕上げ作業が終わったので外で粉の洗い流しとウェットブラストがけを行いました。 次回からパティナに入ります。今回は黒染めです。 台座用に木材を買わないといけなかったのですが、ホームセンターで買うと1本5千円くらいします。10本買うと5万円。高いで…
正面側は腕までついてだいぶ形が落ち着いたので背面を進めます。(前面が決着し、基準となったのでそれに合わせて背面が決められます) まずは背中に窓を開けての内グリから。 レーザー墨出し機で垂直線を出します。 それに合わせてチェーンソーで溝を切りま…
体全体が大体仕上がったので最後のパーツ、腕を溶接しました。 グラインダーがけ、やすりがけまで。 やっぱり作品として必要なものが全部で揃うと違うなって思います。 そう考えるとミロのヴィーナスとか古代の彫刻は今となっては腕がない状態だからこそ美し…
手を作成します。 手は顔に匹敵する重要な部位だと思っています。感情豊かに表現ができますよね。ポージングにも特徴が出せるので作品の良し悪しにかなり作用します。 こだわらずにはいられません。 まず手のための材を本体の荒どりの時に出た端材から切り出…
上から順に形を完成させていきます。 エアーツールで♯120、♯240で大体形を整えた後、手作業で♯240をかけていきました。240はまだ傷ができるくらいの感じですが、パティナ(化学反応での調色)を施す場合十分だと思います。 ツールを使っての表面…
髪の毛も量が定まってきたので頭部の内グリをしていきます。 いつもは後頭部側を切り離すのですが、今回は後頭部側が髪の毛が広がっていて面出しできないので顔を切り離します。 この線に沿って切り離します。 後で付け直すので綺麗にカットしたいです。 ダ…
両腕とも大体の仕上げが終わりました。 仕事は体の仕上げに移ります。 最終的には膝くらいの高さが目線になるような高さに設置します。
作業は髪の毛に戻ります。 流れるような表現についてはこの作品から特に意識するようになりました。 三次元的に曲線、曲面での形が美しく成立するように、さまざまな角度から確認を重ねて彫り進めます。流れの重なりに無駄な部分や辻褄のおかしい部分が出来…
脚の形が大まかに決まったので、一番最初の荒取りで失敗した時の寄木に木のかすがいを打ち込んで物理的に固定します。こういう蝶々型の木を埋め込んで、寄木部分の剥がれを物理的に防ぎます。 蝶々はバンドソーで適当に作ったものです。 シルエットを写して…
作業は足に移っていきます。最初に土台の厚みの設定から始めました。 その後足周辺を荒彫っていきます。 引いている脚に奥行きをつけました。 厚みや奥行き、軸や面の関係性など作品の構成的要素を強く意識して制作しているので、まだ表面的に具体性がなくて…
頭部が一段落ついたので体を彫り込んでいきます。 チョークでデッサンを描きます。 丸鑿で彫り進めます。衣服と肌の間にできる高低差を考えます。ひだの奥に「体」がしっかり入っているように感じることができればokです。実際のひだの形はかなり複雑になり…
髪の毛を荒彫りしていきます。髪の毛や衣服は流れるような形を美しく表現できる場所なので一層拘っていきたいですね。 左側面と背面から進めます。 いらない部分はチェーンソーでざっくり落としてしまいます。 鑿での彫り込みは空圧鑿を中心に使って進めまし…
指はこのようにベルトサンダーのやすりを補足カットして左右に引き合って仕上げました。 片手が仕上がりました。
腕、手は持ちやすいように手首を溶接してから仕上げていきます。 溶接する面積の小さいところは簡単ですね。 グラインダーで荒削りします。 サンドペーパーでどんどん仕上げていきます。
足裏のパイプの余計な部分をカットして形を修正します。 隙間を溶接で埋めて削っていきました。 足裏は今後修正が難しい場所になるので先にほとんど完成させておきます。 前回の作品同様作品が回転してしまうのを防ぐために切り込みを入れて軸に出っ張りをつ…
体のバランスが大体取れたところで頭部、特に顔を印象づけていきます。 特に気をつけたいところは胸部に対する顔面の空間的な位置関係です。 顔の位置が前すぎて伸びてきている感じも変だし、位置が奥すぎて詰まってしまうのもカッコ悪いです。胸部は大体決…
脚の中の構造を作っていきます。ここは一番難しいところ。ミスると全体が台無しになってしまいます。まずブロンズのパイプを足裏から入るサイズに外側を削ります。 このパイプが軸にすっぽり入る形。 足裏の穴を調整。 削った側がギリギリ入ればいいです。ど…
量の不足を解消したのでどんどん彫り込んでいきます。 先に体を大まかに整理。 後ろに引いている脚をきっかけに全体像を掴んでいきました。 デッサンでもイメージを補助しながら進めます。 雰囲気出てきたかなと思います。
全面部分を思い切って削って面を整え、大きく寄木して失敗して足りなくなった量を戻します。電気カンナで平面出し。広い面ですが歪みが出ないよう注意です。 平面出し完了。 寄木材を切り出します。 こちらも平面出し。 寄木してもう一度デッサンを入れ、量…
胸部は背中側も手が入りました。 酸洗した後に頭部と胸部を溶接します。 強度をしっかり高めたかったので電圧を高めにして深く溶かし込んで溶接しました。 結構いい感じにくっつけられて満足。頭部が胸部と繋がるだけでテンションが上がりますね。 次回は膝…
頭部は大まかに仕上げが終わりました。 胸部も大まかに仕上げたら頭部を溶接します。
修正の第一段階が終わりました。髪の毛もある程度直しています。顔は400万までのサンドペーパーをかけました。 一度塩酸で酸洗して鋳肌が残っている部分も含めて表面を整えました。塩酸は強いので、次回は硫酸を使ってみたいと思います。硫酸は銅に痛みが少…
作品を組み上げていくために仮の台座が必要なので作りました。前作で使ったものを切り取って棒を中心に付け直します。 地面に対して垂直であることが一番重要です。これが全ての基準になります。 作品の釘穴を溶接で埋めました。 その後頭部の修正を開始しま…
直流被覆アーク溶接機 まあ安物なんですが200vなので十分使えます。 溶接棒にフラックスが付いていて、溶接時にこのフラックスがガス状になって溶接部の酸化を防ぎます。(酸化すると溶接できない) 基本鉄で簡易的な溶接をする時に重宝します。コンセントに…
鍼治療。ではなく笄(コウガイ、型に埋没したワックス原型を焼成し、脱ロウした時に、中子と外型の隙間を維持するための釘)です。後で分かりますが、外の型にフォークの爪をかけられる仕組みにするのですが、その時に中子が重さで落ちてしまう可能性がある…
頭部、胸部の中子も薬剤でボロボロになったので高圧洗浄機で洗い流しました。今回の作品はかなり薄くつくりました。前作の反省ですね。前作は厚くつくりすぎて重さがやばいことに。ただし頭部は髪の毛の先など空洞にできなかった部分が多く、パーツは小さい…
寄木をするために寄木面をフラットにするのですが、その前に余分な量を落としてしまいます。チェーンソーで横に溝を切って行って。 鑿でバシバシ割っていきます。 台座もフラットに。厚みも均一に。 左上のサイドも量を落とします。 これで寄木のイメージが…